記録:女峰山山行

山行日:2005年11月3日  曇り時々雨一時晴れ???不思議な天気

コース:馬立〜唐沢小屋〜女峰山  往復

めんばー:CL塚越 平塚 中島(記録)

行動時間:日光滝能神社7:00 丹勢山林道ゲート7:40 日光久滋良8:20 裏見ノ滝ゲート8:40 馬立9:20 発9:40 川原9:50 唐沢小屋水場11:00 唐沢小屋11:20 発11:40 女峰山頂12:30 発13:10 馬立14:40 

 

記 録  

前日の天気予報では好天であった。しかし朝外に出て空を仰ぐとどうも今一はっきりしない天気である。私は穂高・井戸沢といい悪天候を呼ぶのか?はたまた普段の行いが芳しくないのか?天気を気にしつつ日光の集合場所に向かった。

 早朝ということもありスムーズに到着。まだ誰も来ておらず確認のため塚越さんに電話をすると「今家を出ましたぁ〜・・・」#$%&‘‘なんだとぉ〜!!!集合時間は六時じゃなかったっけ?家の出発時間が六時なのか?すぐに平塚さんが来る。まぁ〜遅れるものは遅れるのだししゃぁ〜ないか。平塚さんは車で来るまで一寝

集合時間を当初予定の5時から6時に変更し更に7時頃になるのであればこのまま予定通のコースで登れるのだろうか?逆算するとどうしても12時には山頂を降りねば暗くなってしまう。登りに休みを入れて6時間とすると非常に厳しい。どうするか?

塚越さんから電話が入る。「鳴虫山トンネルで渋滞中でぇ〜す」なぁ〜んだとぉ〜!!!「Uターンして日光から降りんかい!プンプン!」日光からの降り方が判らなかったようだ。それでも7時には到着。

今後の行程会議を開く。

1:行ける所まで行き時間を見計らって帰ってくるか?

2:紅葉狩りとするか?
3:馬立から登るか?

1案は実行可能だが登頂はムズイ。

2案は楽だが今日は平塚さんの復帰登山だし却下!

3案は登頂に最も近い!よしこれに決定!

ちゅう訳で馬立に向かうのはいいが何処から馬立に行くのか?一般的には志津林道から途中に車を置いて・・・が一般的だ。しかし駐車場から馬立までも一時間歩き往復二時間のロスである。よしゲートを突破するぞ!確か丹勢から入ればゲートは開いて・・・いなかった。友人宅に道具があったはずなので急遽日光久滋良に戻り今度は裏見の滝ゲートから入る。三人立ち河原源流手前から中禅寺湖を遠望し又紅葉を楽しみ厳冬期登山のビバーク地点を確認しつつ馬立に着いたのは九時半になってしまった。この時間で登頂は可能か?とにかく行ってみよう。

馬立は林道から工事用モノレールが堰堤工事現場まで延びていた。この脇を唐沢の河原まで降り右岸を暫く登る。一時間ほど登った所で朝食。大真子・子真子山の鞍部と同じ位の標高である。約2000m強か?平塚さんの近代文明腕時計では1995mであった。頂上まであと標高差500m弱か。40分も歩くとガレ場を横切り水場を通過し唐沢小屋に着いた。

この小屋は昭和50年代の国体の時立てられたもので私としては初めて見る。昔泊まった古い山小屋は屋根が崩壊していたものの見覚えのある面影を留めていた。小屋の前は昔の山屋達の埋めたゴミが地表に露出し醜さを表していた。なんとかならないものだろうか・・・

休憩もそこそこに頂上を目指す。ガレ場を横切り一寸登るとそこは360度展望の開けた頂上である。なんとこの時期に我々の他5名、後から2名の方が山頂に立った。山頂でまずビールで乾杯!のんびり昼食。平塚さんの稲荷巻・りんごの蜂蜜漬などの差し入れが美味かった。なんといっても頂上で飲むコーヒーは最高!

「何処から降りますか?」協議したところ「富士見峠」であったが、そのコースを山頂から見ると意外と長い道のりでくねくねと歪曲?した林道が延々と続く様子が手に取る様に解るではないか。さて下山しようとしたら、なんと!一分前に決めた事が覆り同じコースを下る!事に。優柔不断な塚越さん・即決平塚さん・なんでも同調イケイケ中島達のトリオ隊である。まぁいいか、早く降りられれば「今市ソバ祭りのそばを食うぞ!遅刻の罰金で塚越さんのオゴリだ」などと勝手に騒ぎながら一時間半で降りてしまった。

私としては実に32年と24日振りの女峰山登山であった。馬立の道も歩いたがもっと潅木が多く薄暗いイメージが強かったのだが、今回感じたのはやけに明るい登山道だった。又道もしっかりついている。近年マイカー利用は当たり前で登り易い入山地点が馬立なのだろう。またしても月日の流れを感じた山行であった。

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