記録:   4度目の胎内岩
日時:2004年 10/24日

メンバー:LA藤、K崎(裕)、会員外3名

行動概要:
5:00 屏風岩ヒュッテ=5:00沼尻登山口/5:20発ー8:00胎内岩上部〜12:40までクライミングー懸垂下降で岩場を降りる。ー16:00沼尻登山口=21:00帰着


記録(A藤):
 新潟地震の影響が懸念されたが大丈夫そうなので日曜朝3時社保まえセブンイレブン集合でK田号で出発。
 5時には登山口駐車場。明るくなるのをまって5時20発。荷物はカムなどを入れているので20キロ。歩くとやはり足の付け根の筋力が落ちている感じだが、幸い腰痛はなし。源泉からの導水管が暖かくなく中を温泉の流れる音もしないので途中で何かあったなと思いながら登ってゆくと、導水管が大岩の落石で破壊されている。これは数日復旧にかかるかという印象。源泉の川の温度は低くて入れない感じ。

 地面は霜と氷でもう冬の気配。朝日を浴びた胎内岩が高くのぞまれる。8時岩場上部。飯豊の稜線が白かったのが朝日をあびて消えている。樹氷だったのだろう。

 肩慣らしルートとコーナークラックルートにロープをかける。地震の影響を見るためA藤まず肩慣らしルートから最下部まで降りてみる。前傾壁直上トライするがやはりダメ。ヌンチャクをつなげてぶら下がり、ロープを出して貰って着地。結局いつも通り左から登る。K崎さん前傾壁直上成功する。このあと肩慣らし上部リード。まあボルト3つで核心部2手程度、5.8程度だがとにかく胎内岩で初めてリードする。同じ所をK崎さんもリード。K野さんも右側へ逃げてリード。
 ついでコーナークラックルートを皆で登る。K野さん懸垂途中で髪の毛を巻き込むが着地直前だったので、A藤支えて大事に至らず。なんとかみな完登。このルートもあわよくばリードと思ったがやはり岩のもろさもボルトの位置も古さも気になり、カムをかけてもでだし部分は落ちれば相当振られるようなので断念。やはり11〜12が登れるクライマーがリードすべきルートなのだろう。
 これで昼過ぎなので終了し、初回胎内岩訪問時2日目に空中懸垂したルートを懸垂で下る。やはり皆相当こわかったよう。登山道へでてくだり硫黄採取小屋前で休憩。ここまで結構足が疲れるが休憩で回復。以後の下りはK野さんの荷物も背負って25キロ以上だったが大きな問題なし。驚いたことに送湯管がもう修理されている。
 そこで田部井淳子さんのペンションで入浴〜豆腐購入〜白河ラーメン秀佳亭〜事故渋滞の高速を迂回し、9時前帰宅。
これが今年最後の胎内岩だろう。

感想 胎内岩
お疲れさまでした!
とーーーーーーっても楽しかったです。ありがとうございました。
念願の胎内岩に行く事が出来て本当に嬉しかったです。あんな良い天気の中を歩く事が出来、見える景色は最高、空気も最高で本当に本当に楽しかったです。
懸垂下降、クライミング1本目は怖かったです。さらに最後の3本目は懸垂下降で降りきったときに、『なんでこんな事までしてクライミングしてるの?おかしいよ(;_;)。どうかしてるよ(;_;)』と思いました。登っている最中はもうがむしゃらでした。『もうやだ怖いよ!』と『もうギブアップ!』と『絶対何とか登ってヤル!』との混ぜ混ぜでした。でもこうして何とか登り、思い返してみるとあの左に回り過ぎてしまいまた右側に戻ってホールドを探して何とか登ったところ(A藤さんが上から見るとあと少し上にホールドがあるんだかなとおっしゃったところ)に時間がかかってしまったので、もう一度今度は迷わず登ってみたいと思ってます。あとは最初に登った所を冷静に登ってみたいとも思ってます。出来る事ならすぐにでもまた行きたい!と思ってますが来年の楽しみにとっておきます。『やっぱりクライミングって楽しい。』これが終わってみたあとの最終的な感想です。久しぶりに、本当に久しぶりに登っているときの孤独とか無心という(最近味わう事がなかなかなかった)クライミング独特の雰囲気を味わう事が出来ました。久しぶりだったので懐かしかったです。
大袈裟ではなく一生の思い出になった1日でした。


● Re: 感想 胎内岩

こちらは帰宅即寝床でした。本当にお疲れさまで した。
クライミングのみでなく行き帰りも本格的な登山でしたが、膝がさほどひどくならな かったようで何よりです。
心身共に洗濯機にぶち込まれてがさがさと洗われたような一日だったのではないでし ょうか?
あの岩場は怖いけどまた行きたくなる不思議なところですね。思い返してみて夏以降 良く通ったものだと思います。
あの岩場の上で眼下の荒涼と遠くの山並みを見渡しているといつも何か人間の世界で ないもの、人が昔から山に畏敬の念を覚えてきた、その何かが感知されるような気が します。Uさんが「ここにテントを張って泊まりたい」といっていたのもそういう 気配を感じたからではないでしょうか?「目にはみえないけれど山には何かがある (いる)」これが人を山に惹きつけるのでしょう。


『なんでこんな事までしてクライミングしてるの?おかしいよ(;_;)。どうかしてる よ(;_;)』・・私が獅子落としに最初に連れて行って貰ったときと全く同じ、逆上的 怒り?的感情がやはり起きたようですね。考えてみれば久しぶりの外岩がいきなり胎 内岩だったのだから強烈な印象だったのも無理はありません。しかしさすがに一本目 のしかも降ろされてゆくときは相当緊張していたように見えたけど、2本目のルート は見事完登したし、最後の空中懸垂は大変落ち着いているように見えました。
今のところあの岩場の魅力は何と言っても2本目のルートですね。でだしの前傾した コーナークラックの威圧感、中間部の右へ左へのトラバースの恐怖、上部の空中を登 るような爽快感。止められまへんなといったかんじです。しかしあのルートをリード しようとするとまだまだ10年早い、と岩にいわれたような気がしました。それでも きっとまた来年も通うことになるでしょう。あの岩場の上からの新緑と残雪の眺めを いまから想像しています。


写真でみんながどんなに引きつった顔をしているか、見るのが楽しみです。

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