山行記録
2003年冬合宿(那須、第一後発隊)
■日時:2003年1月3日(金)、4日(土)、5日(日)
■メンバー
L A藤、SL H塚、M瀬(記録)
■行動概要
1月3日(金)
3:00 第一病院
4:15 那須殺生石P〜北湯温泉P
5:30 大丸温泉P出発
6:20〜40 峠の茶屋登山指導所
7:30〜8:00 朝日東南稜取り付
    途中から曇り〜風
11:00 朝日岳 このころから強風
12:00 清水平 この先吹雪
13:30 中の大倉尾根1600m地点/三本槍隊
(山頂直下で吹雪のため撤退)と合流
14:00 中の大倉尾根ベースキャンプ/T橋下山
19:00 就寝
1月4日(土)
6:00起床/雪のち晴れ
8:36A藤発
11:00〜11:30三本槍山頂
12:00 スダレ山トラバース部分で後発隊と交叉
13:00 ベースキャンプ帰着
15:00 後発隊帰着〜S石、N脇、S島、Y川、N留下山
20:00 就寝
1月5日(日)
4:00起床/風雪
8:30撤収下山
11:00スキー場駐車場
  
■記憶がないので、写真でお茶をにごします。
今回の山行は、
<H塚さんて、すごいんだ。>と思った山行でした。
と、同時に<食事は控えめにしよう>と悟った山行でした。
また、目出帽とゴーグルの威力を知りました(風の冷たさを知りました)。
はじめて会ったとき(初めてこの人はH塚さんというひとだと認識したとき)は、あんなに重い荷物を背負う人だとは(食に命を張る人だとは)思っていませんでした。
さて、
3日はA藤さん、H塚さんと朝日岳東南稜を登りました。

写真1.朝日岳東南稜
テント泊装備を背負って(後でH塚さんと比べたら全然軽いことを知る)、岩を登るのは初めてで、私は山頂へ着くまでは、とても楽しく登りました。

写真2.H塚さんの懸垂下降
ここまでいろいろありましたが、写真ではなかなかかっこよく見えます。後でH塚さんは「泣いちゃったよ」といっておりました。荷物重すぎですよ。

写真3.2ピッチ目
写真4.朝日岳山頂のM瀬
怪しい雲が張り出し、風が強くなってきました。
清水平あたりでは吹雪で、私はゴーグルをつけました。視界が悪く、何度か前のめりに倒れてしまいました(はずかしい。。。ちゃんとA藤さんにみられてしまった。ザックにはさまれて窒息しそうになりました)。そのころからH塚さんは転んではふらふら歩きまた転ぶようになりました。A藤さんはきびしくH塚さんを歩かせます。わたしは<A藤さんきびしいな。どうしたんだH塚さん、なにやってんだ? もしかして負ぶらないとだめなのかな? 助けを呼ぶのか?>と思いながらおろおろしていました。
後にA藤さんは<もう少しひどくなってたらビンタだね、ビンタ>といっていました。H塚さんは<泣いちゃったよ>といっていました。
「H塚の松」で休憩。A藤さんはH塚さんに食べたほうがいいというが、H塚さんはなかなか食べませんでした。そうこうしていると、三本槍隊がやってきました。H塚さんはなんとか歩き、やっと幕営地に到着しました。

写真5.幕営地
幕営地について、H塚さんのザックを持ってみて、かなり重いことを知りました。<ばてて当然だわ>と思いました。後でH塚さんは「甘くみてたんだよ」と言っていました。
そうそう、
冬合宿の献立はこのようなものでした。
 3日夜:酒、焼肉、豆もち、もやし、大根、ピーマン、キャベツ
 4日朝:ソーセージ、パン、牛タン、雑炊
 4日夜:酒、豆もち、スープスパゲティー、マーボ茄子
 5日朝:お汁粉、なめことサトイモの味噌汁、ソーセージ
食事の時間になるとH塚さんの目は輝き、活き活きとしていました。
私はどうもまだテントでの食事に慣れず、窮屈さにへとへとになってしまいました。テントから飛び出したい気持ちになります。早く慣れたい。。
3日の夜は
1時ころアラームで起きました。白根の時と比べるとよく眠れていた私は朦朧としていました。私はアラームをセットしていたことを忘れていました(なぜこんな時間にセットしていたのかも忘れていました)。留守電が入っていたことに気づくが、圏外の表示、電池ももう残り少ない。留守電を聞くことができず、<誰だろう?何だろう?気になるな>と思いつつ眠りに落ちていきました。
4日の朝となりました。
計画では流石山へ向かうはずでしたが、天候悪くなりそうなため皆さんと三本槍往復になりました。朝食のとき体を冷やしてしまったために下痢となり、この日は苦労しました。どうも胃腸が弱いみたいです。
でも、私も無事に三本槍に登れました。
今度は腹巻でもしていこうかな。。。
三本槍は快適でしたが、その日の夜はよく眠れませんでした。

写真5.三本槍〜BCへ
そして、最終日の5日となりましたが、この日は天候が悪化し、下山するのみとなってしまいました。ああ、残念。
下山してから、3日の留守電は、森Hさんからの留守電だと知りました。森Hさんすいません。ド●モに変えようかな。。。
―以上―

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